即修理を検討しよう!時計の針が故障する症状と原因

2017年8月29日

時計を使っている間に、何らかの不具合を起こしてしまうことはあります。例えば、時間が正確に刻まれなくなったなどは、故障の症状としてよく見られるものです。このような症状が出る原因は、リューズなど部品の不具合や、長期間使用したことによる異物の侵入や衝撃などが考えられます。

しかし、時計はデリケートな機器です。自分で修理しようとするとさらに状況を悪化させてしまう可能性があります。ここでは、時計が故障したときの症状や原因などについて、詳しく見ていきましょう。

症状

時計が故障したときにはさまざまな症状が現れますが、一般的に多く見られるのは以下に挙げるようなものです。時計はスムーズに時間を刻むことが求められますが、それが何らかの原因によってできなくなったパターンです。では、時計が時間を刻めなくなった主な症状について見ていきます。

時間が遅れてしまう


これは、時計のトラブルで最も起きやすい症状です。時計の動きは止まっているわけではないのに、気がつけば時間が遅れていることがあります。この場合、時計の動きが鈍くなって少しずつ遅れていくこともありますが、自分が目を留めていない間に動きが止まっていることも考えられるでしょう。こちらも電池が消耗しているために起こることが多いです。

さらに気づきにくいのが、リューズが引っ張られた状態になって一時的に止まったなどです。時計が遅れたときは、一度これらのチェックをしてみてください。ちなみに、クォーツ時計も機械式時計も、秒単位での誤差は生じるのが普通です。クォーツは月に10~20秒、機械式時計は1日に20~60秒くらいの誤差が出るものであり、その範囲内であれば問題ありません。

秒針が小刻みに動いて進まない

時計の秒針が進もうと小刻みに動いているものの、実際には正確に進んでいかない症状です。このような場合、秒針が動く機構に何らかのトラブルがあるものと考えられます。秒針は動こうとしているのに、トラブルとなっているものがその動きを邪魔しているのです。

ただし、この症状の原因は単なる電池切れも考えられます。まずは電池を入れ替えてみて、それでも症状が改善しないようであれば修理を依頼してみましょう。修理といっても、時計を分解した後に清掃を行えば元の状態に戻ることが多くあります。

時間が進んでしまう

上記とは逆に、時計が進みすぎてしまう症状が起こることもあります。時間が遅れるパターンよりは起こる確率は低いですが、症状としては時間が遅れるよりも深刻であることが多いです。時計は磁気の影響を受けやすい機器のため、磁気を放つ電化製品のそばに置いていると時間が進んでしまうことが考えられます。

それが原因でなければ、ICチップなどの集積回路を含めたムーブメントの機構に問題があるかもしれません。ムーブメントに問題がある場合は部品交換が必要になりますが、時計の機種やメーカー都合などによって、部品が手に入らない場合もあるため注意が必要です。

原因


前述のとおり、クォーツ時計にも機械式時計にも多少の誤差は生じるものですが、それは日常生活においてほぼ問題ない範囲です。しかし、時計の電池が消耗していたり故障していたりする状態では、時間の確認に支障が出るほど時計が狂ってしまうことも起こり得ます。では、上記のように時計がきちんと時間を刻めなくなってしまう原因には、どのようなものが考えられるでしょうか。

リューズに不具合がある

リューズは、一般的なクォーツ時計においては回して時間を合わせるために使う部品です。カレンダー機能がついている時計であれば、日付を合わせるためにも重要な役割を果たします。このリューズには時計の秒針や分針、時針を動かすための微細な部品が取り付けられていますが、それらの部品が錆びたり曲がったりしてしまうと、時間の調整ができなくなってしまうのです。

ゴミやほこりなどが詰まっている

時計を長期間使っていたり、保管する場所にほこりがたくさん溜まっていたりすると、どうしても時計の機構の内部にゴミやほこりが入り込んでしまうものです。そして歯車の間に詰まったり部品の動きを妨げたりした結果、秒針や分針、時針がうまく動かなくなってしまいます。この状態はどのような時計にも起こるもので、数年使用していれば現れてくる現象です。

内部に詰まってしまったゴミやほこりを取り除くために、時計をすべて分解して清掃・洗浄する必要があります。清掃・洗浄が終われば問題なく動き始めるでしょう。

部品の摩耗・破損

時計は基本的に電池などで動力が供給される限り動き続けているものです。そのため、内部の部品は日々摩耗していくと考えていいでしょう。長期間使っていると時計の動きに支障が出ますが、その部品の摩耗具合によっては、破損してしまうことも考えられます。このような状態でも機構がうまく動作しなくなり、時計の動きに不具合が出るのです。

部品の摩耗や破損が原因の故障である場合、その部品を交換することとなります。ただし、その時計の製造年やメーカーのサポート状況などにより、新しい部品に取り替えられないケースもあることを覚えておきましょう。

衝撃を受けたことによる破損

時計は毎日使うものですから、ときに落としたり何かにぶつけたりすることもあります。このような衝撃を受けると、精密に動いている時計の機構がずれたり破損したりして、時間を正確に刻めなくなってしまうことがあります。このような現象は、精密にできた時計であればあるほど起こりやすいのです。

部品のずれ程度で済んでいる場合は、分解して再度組み立てると改善することもあります。しかし、部品が破損している場合には新しい部品に取り替えなければなりません。

自分で修理する危険性


もし時計がうまく動作しなくなった場合、自分で蓋を開けたりいじったりすることはやめておくのが無難です。時計は精密な部品がそれぞれに微妙なバランスを保ちながら動いている機器であるため、少しでも部品に当たってしまうとずれや破損を起こしてしまう可能性があります。また、ゴミやほこりが内部に入り込んでしまった場合も同様です。

また、機械時計には動力を生み出すヒゲゼンマイの長さを調節し、テンプの動きをコントロールする緩急針と呼ばれる部品がついているものがあります。この仕組みを把握している人なら、時計の遅れや進みを調整するために緩急針をいじろうとするかもしれません。しかし、これも精密なバランスの上で微細な調整ができるように組み込まれたものです。素人が触ってしまうと故障の原因を自ら作ってしまうことになるでしょう。

自分でいじってしまったことによる故障の場合、修理業者でも修理を請け負ってもらえないケースが目立ちます。自分で分解、組み立てを行った時計は機構のバランスを崩してしまい、修理しても治らない状態になっていることも多いです。

時計の故障に関してはプロでもきちんと微細に分解をして、その原因を調べなければなりません。その手間をかけた上で修理できないことがわかったのでは手間がかかってしまうため、自分でいじった時計は修理業者でも修理を断ることがほとんどなのです。もし時計に不具合が出てしまったら、自分で何とかしようとせずに修理業者に依頼しましょう。

修理業者を利用しよう

時計の修理業者は、もちろん時計のことを知り尽くしたプロです。そのため、素人では行えない作業も安心して任せられます。たとえば、時計をすべて分解し、洗浄を行った後に元通りに組み立てるオーバーホールもプロにしかできませんから、遠慮なく頼むといいでしょう。

さらに修理業者が海外時計の輸入ルートを持っているような場合、海外メーカーの時計の修理でも部品の取り寄せを海外から行うことが可能となります。そして海外メーカーに修理を頼むより修理業者に依頼する方が割安に済む場合もあるのです。

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