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修理で対応!腕時計のかぶれやかゆみで困ったら

eastend 2017年10月26日 木曜日 by eastend

腕時計をしていたら、腕など肌にかゆみが出たり、かぶれたりなどの皮膚トラブルを起こしたことはありませんか。腕時計の素材によって、皮膚アレルギーの症状を引き起こすことがあるからです。皮膚アレルギーの症状が出るのはなぜでしょうか。かぶれの原因や対策についてご紹介します。

かぶれの原因

腕時計をしていて起こるかぶれの原因には、時計に使用されている素材が関係していることが多いです。皮膚が弱い人はかぶれやすいですが、皮膚が特別弱くなくても、体調などにとってかぶれを引き起こすこともあるので注意しましょう。また、自分がそういった素材に弱いということに気づかないと、かぶれを引き起こすことになります。どのような素材が皮膚トラブルを起こしやすいか、知っておきましょう。

時計の金属部分

時計の金属部分が原因となって起こるのが金属アレルギーです。接触皮膚炎と言います。金属アレルギーの場合、特定の金属に触れると赤くかぶれる、かゆみを起こすなどの症状が起こります。厳密にいうと、金属そのものが原因というより、金属と体内のタンパク質が結合し、アレルゲンができることが原因です。

時計には次のような金属が使用されています。

・ステンレススティール
鉄やクロム、ニッケルといった金属で構成され、錆びないため多くの腕時計に採用されています。なかでも「SUS316L」という種類のステンレス素材は使用頻度が高いです。錆びないステンレススティールは、最もアレルギーを引き起こしやすいと言われています。ステンレススティールに含まれるクロムは、塩化物イオンに弱く、腕に汗をかくとニッケルを溶かし、肌に触れることでアレルギーを起こすのです。

ただし、ロレックスに使用されている「SUS904L」という素材は一味違います。従来のステンレスよりも錆びにくいうえに、アレルギー反応を起こしにくいようです。

・チタン
チタンもサビに強い素材です。しかし塩化物イオンに強く簡単に溶けないので、アレルギーを起こしにくいと言われています。

・ゴールド
24金は100%純金です。そのため、変色することはなく、アレルギー反応も出ないとされています。

・プラチナ
科学的に安定性の高い素材で、アレルギー反応は出にくい素材です。

皮革バンドにも注意

金属以外のものでもかぶれやアレルギーを起こすことがあります。皮革バンドに含まれるクロムによってアレルギー反応が出るかもしれません。金属だけではなく、皮革バンドにも注意しましょう。

時計本体やバンドの汚れ

金属時計は特にバンドが汚れたままだと錆びを発生させます。チタンバンドでもピンなどに使用されているステンレススティールから錆びが発生し、それは肌を傷める原因になることがあるようです。汗をかいた後はそのままにせず、布などでふき取ってから通気性のいい場所で保管しましょう。

時計かぶれの対策

金属アレルギーがあるからといって時計をしないのは不便です。またオシャレとしても時計を身に着けたいもの。時計かぶれをしないためには、どのような対策があるでしょうか?

どの金属アレルギーかを知る

金属アレルギーを引き起こしやすのはステンレススティールですが、必ずしもその素材が原因とは限りません。また原因となる金属は1種類ではないかもしれません。金属アレルギー対策としては、まず自分がどの金属に対してアレルギーを起こすのかを知っておく必要があります。その方法がパッチテストです。

パッチテストとは、アレルギー反応のリスクがある金属を含んだ試薬を背中に塗布し、アレルギーが出るかどうかをチェックする方法です。アルミニウム、コバルト、スズ、パラジウム、マンガン、インジウム、クロム、ニッケル、金、銀、銅、白金、亜鉛、鉄、水銀などについて検査をすることが可能です。

金属素材を交換する

パッチテストなどで自分が持っているアレルゲンが分かれば、その素材を使っていない時計をすることができます。ステンレスには多くのアレルゲンが含まれていて、アレルギー反応を起こしやすいです。シルバーやチタン素材などは、アレルギーを起こしにくいです。金属アレルギーを持っている人は、そういった素材の時計をしましょう。

金属アレルギーを起こしやすいのは、水銀、ニッケル、コバルト、クロム、銅、スズ、パラジウム、白金・プラチナ、亜鉛、金、カドミウム、マンガン、アンチモンなどです。現在、金属アレルギーを起こしていなくても、使用頻度が高ければ、将来アレルギーを起こす可能性もあります。それを避けるためにも、アレルギーを起こしやすい素材よりもそうでない素材のものを選ぶといいでしょう。

バンドの調整

金属アレルギーは汗をかくことで起こります。そこで時計と腕の隙間を開けることで、通気性をよくしましょう。汗をかきにくくするとともに、汗と金属が触れるのを少なくすることが対策方法です。時計バンドはゆるめに調整してください。

また、長そでの服やサポーターの上から時計をすれば、アレルギー対策になります。汗を通しにくい服を選ぶことが大事です。

さらに、肌に保護液を塗るという方法もあります。保護液を時計の裏蓋やブレスレット部分に塗ることで、金属が肌に直接触れるのを防いでくれます。

専門店に依頼するメリット

時計の専門店であれば、修理においてさまざまなメリットがあります。どのような点がメリットかを紹介しましょう。

あらゆる時計の修理知識と技術がある

専門店は実績があり、経験豊富で信頼のおける職人が修理をしています。どのような時計においても知識や経験があるので、安心して任せられるでしょう。メンテナンスもていねいなうえに時計に関するさまざまな知識も豊富で、時計のトラブルを未然に防ぐためのコツや注意点などをアドバイスが可能です。金属に関する知識も豊富で、金属アレルギーに関する悩みも相談にも乗れます。

良質なパーツ交換が可能

さまざまな純正部品をストックしてあり、海外ルートが充実していることも多いので良質なパーツを用意しています。さらに、ジェネリックパーツなどを利用し、要望に対応できるシステムを整えていることが強みです。金属アレルギーで悩んでいる場合、パーツの交換がスムーズな対策でしょう。

格安な修理が可能

交換の必要なパーツをしっかり確認し、交換するパーツを絞って交換します。さらに中間マージンが発生しない、などといった理由でリーズナブルな修理ができるのも専門店のメリットです。もちろん低価格でも、経験も知識も豊富な技術者、高い水準の設備があり、高品質な修理を行います。格安価格で修理できる理由は専門店が直接引き受けているからです。

金属アレルギーは誰でもなりうる疾患です。

今の時点では肌が弱くなくても、突然金属アレルギーを発症することもあります。金属アレルギーが発症してしまった場合は、原因となる金属を使用していない時計を身に着けるようにしてください。専門店であれば、そういった金属アレルギーを含む時計の悩みやトラブルに関して、適切なアドバイスができます。知識も豊富で修理技術も高く、さらにリーズナブルな価格で修理やパーツの交換ができる点がメリットです。時計の修理職人リパラトーレは、専門店として時計かぶれにお悩みのお客様からの相談も承りました。時計の修理を含め、腕時計のかぶれ対策を相談するメリットもあるので、ぜひご相談ください。